5月26日(金)15:00より、静岡商工会議所401会議室を会場に、令和5年度通常総会が開催されました。昨年度同様、会場での対面方式と併せオンラインでも参加を可能とするハイブリッド開催としました。
総会には、書面表決および委任状を含み48名の出席をいただき、第1号から第3議案の3つの議案はすべて可決承認されました。
また、改選された理事14名が、総会後の臨時理事会において互選の結果、理事長に久保田光二氏、副理事長に齊藤弘幸氏、鈴木裕氏、日詰一幸氏、また運営委員長には漆畑晃司氏が選任され、各氏が就任を承諾しました。
総会後には、SIIA理事であり、また西日本電信電話株式会社静岡支店ビジネス営業部長の瀬戸伸亮様に「地域未来レポートDraw our MIRAIZ ~地域から未来を変えていく~」のテーマで1時間15分の講演を頂きました。
各種アンケート調査のデータに基づいた、我が国の地域課題から未来を見据えたテーマのお話は、今30万人の社員を要する巨大企業がもつ様々の事例により、そのキーワードだけとっても大きな示唆に富んだものでした。
その後、同じ会場において催された会員交流会にも、講演を会場で受講された方々がほとんど参加され、今回は特に「学」の部門では、静岡大学、静岡県立大学、常葉大学、静岡理工科大学、静岡産業技術専門学校の皆様、また「官」では、県や市などの関係者も一堂に会し、名実共にSIIAが掲げる「産学官」による協会の姿を見ることが
できた画期的な場となりました。
皆様のご協力のもとに、本年度も無事にスタートを切ることができました。この一年も、ご支援・ご協力を何卒宜しくお願い致します。

通常総会終了後15:45分より、同じ会場とオンラインのハイブリッド開催により、静岡県立大学経営情報学部の国保祥子(あきこ)准教授により、「企業における女性の活躍」と題して75分間の講演をいただきました。
講演の中で、「経済ダイバーシティ後進県(全国第45位)の静岡県では、女性に活躍してもらう場や機会づくりを目指して、『ダイバーシティ』を超えた『インクルージョン』の場の設定により、多元的人事管理によるジェンダー多様性の管理が必要である」とのお話が印象に残りました。
講演内容に興味のある方は、国保先生のご了解を頂いた講演用資料を当ウェブサイト「会員用書庫」に収納しましたのでお目通し下さい。
大阪大学大学院経済学研究科の安田洋祐准教授を招いて、静岡市産学交流センター大会議室においてセミナーを実施しました。
講演「経済学とゲーム理論で読み解く、働き方・イノベーション・デジタル経済」は
1.日本経済が陥った罠
2.「働き方改革」はなぜ難しいのか?
3.AIは「神の一手」に辿りつくか?
4.4つのグラフから考える資本主義の行方
という流れの豊富な資料を駆使して行われました。
TV番組のコメンテーターとしても活躍されている安田先生の講演は分かりやすく、興味深いもので、参加者の好評をいただきました。
また、セミナー後の会員交流会でも安田先生を囲む輪を中心に大いに盛り上がって、和やかなひと時と交流がはかられました。


12月7日、「Deep Learning 入門」を受講していただいた方を中心に会員交流を実施いたしました。
セミナー講師を務めていただいたソニーの小林由幸氏にもご参加いただき、講義の中の疑問点を確認することができたり、他社会員の方々と親しく交わることで大変好評をいただきました。

ソニー株式会社のシニア マシンラーニング リサーチャー 小林由幸氏を招いて、初めて Deep Learning や機械学習に触れる方、ソニーの Deep Learning への取り組みに興味があるという方を対象にした講座を実施いたしました。
Deep Learning 概要として、Deep Learning の基礎、Deep Learning のもたらすインパクト、活用シーンを分かりやすく解説していただき、ソニーの Deep Learningソフトウェア Neural Network Console について、ソニーの取り組み事例と共にご紹介いただきました。
